日本の祭り 「おわら風の盆」 2008/09/1〜3 足立撮影  

立春から数えて210日にあたる日が台風の危日とされてきたことから、風の災害がおこらないようにと豊作を祈念して、この時期に実施されます。始まりは元禄15年とされています。踊り方は、豊年踊り、男踊り、女踊りの3種類があります。

        

このようなカレンダー、プログラムを作っています。薬局でもサトチャンも衣装を着ていました。

        

人口5000人の町に三日間で30万人が押し寄せる。これは昼間の諏訪町です。(日本の街道100選)

右は、胡弓という楽器でこの歌のさみしさを出します。

昼の町流しから紹介します。クリックをすると大きくなります。

  
昼間はこうして町を流します。
  
町流しでは豊年踊りが主流です。
  

  

夜になると、町の雰囲気もガラッと変わります。

ライトアップはしなくてぼんぼりの明かりだけです。

     

それでは演舞場と夜の町流しをご紹介します。
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舞台では、各町の踊りを披露しています。
  
男踊りは「かかし踊り」ともいわれ勇壮な踊りです。
  
女踊りは「四季踊り」と言われ春夏秋冬を踊ります。
  
     
夜も町流しがあります。
  
子供たちも10時頃まで踊っていました。

気がつかれたと思いますが、女性は「黒帯」をしています。これは、昔衣装を揃えたとき帯まで手が回らず大勢の人が持っていた冠婚葬祭ようの黒帯を使った名残りです。

笠は踊りが始まったころ、照れや恥ずかしさから人目を忍び、手拭いで顔をかくして踊ったのが編み笠になったそうです。

最後に、河内音頭や江州音頭などが盆踊りと思っていた私がショックを受けました。ローカル色豊かなこの祭りを皆さんもぜひ見てください。お勧めします。

本当にさみしい盆踊りなので静かに撮影したいのですが、観光客が多くなかなか写せなかった。本当にいいところを写すなら、観光客が帰った11時から12時を過ぎるころからうろうろすると良いと思います。