コンテンツ1 2010.05

四国へ龍馬をたずねての旅 土佐清水



四万十川に沿って南下

        

四国の西南を流れる清流、延長196kmの大河には、野鳥、昆虫、魚が豊かな生態系を作っています。この川に沿って国道があり川を下っている気分になります。ただし、途中道路が狭く、車のすれ違いで疲れる道路でした。

1枚目はお世話になった道の駅「四万十とおわ」、2枚目は夜明け、3枚目は岩間沈下橋で増水時に水中に沈む橋で、水の抵抗をなくするため欄干がありません、このような橋が数箇所あります。

「四万十市立郷土博物館」

        

中村城跡に建つ資料館で、坂本龍馬と親交のあった「樋口真吾」の資料があります。龍馬が16才で四万十川の堤修理の 監督になったとき、出会ったのが16歳年上の樋口真吾で、龍馬の才覚を見抜いていたようです。

龍馬暗殺の情報を事前に察知した志士が、この樋口真吾に助けるよう手紙を送ったですが本人に届かず、龍馬は近江屋で暗殺されました。もし、この手紙が樋口真吾に届いていれば日本の歴史は変わったと書いてありました。

第4会場→土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中

        

龍馬に世界を伝えた男「ジョン万次郎」を紹介しています。1階は他の会場と同じNHKドラマの紹介ですが、2階に資料館がありここではアメリカでの生活の資料など展示されています。本来は撮影禁止ですが、ここの会場はガラガラで誰もいませんでした。

これで4箇所全部回りましたが、会場内よりその近辺の資料館、関連施設、観光地などを見て回る方が面白かったです。

潮岬

        

潮岬には、ジョン万次郎の銅像があります。3枚目は「白山洞門」で荒波による侵食作用でできた高さ16M奥行き15Mの洞門で、花崗岩で出来た海食洞としては日本最大です。

竜串・見残し

        

        

潮岬から西の方に20kmで、竜串、見残しという景勝地があります。化石漣痕で波や水流の影響で水中の堆積物の表面につくられた凸凹がそのまま地層面にのこされたものです。

見残しは、足摺岬にある西国88ケ所の第38番札所金剛福寺を訪ねた弘法大師が、この岩場を通りかかり、すごい場所だ「見残していた」と言ったことから、この名称がついたと言われています。