2010.01  

「松本あめ市」



430年続いている新春の祭典

        

        

松本市は、日本最古の木造城である国宝松本城があり、市内各所では名水が湧き出ています。

「松本あめ市」は、城下町の歴史を伝えて430年余り新春恒例の行事として続いています。上杉謙信が武田信玄に塩を送った「塩市」から名前を変え今日の「あめ市」になったと言われています。

ホコテンとなった駅前から松本城への道路は、各所で色とりどりの飴、縁起ダルマが売られ、豚汁、甘酒、七草粥などが振舞われ、約25万人の人手で賑わっています。

伝統行事

        

        

松本市内では、各所で太鼓の披露や、パレードでは神輿が練り回りますがどれも年期がはいりかなり骨董品の神輿ばかりでした。

最後の2枚は、メインイベントで上杉謙信方と武田信玄方が大綱引きをし、真ん中にある塩の俵を取り合います。今年は上杉方が勝ったのですが、ほのぼのとしたイベントでした。

今日は10日で関西では「えべっさん」です。しかし、信州には恵比寿神社はあっても祭りはありません。「西ノ宮戎で一番福は今年は大学生」というニュースをトップでやっていました。「えべっさん」は関西が誇れる大イベントと思います。