「おわら風の盆」の里
越中富山の山の中、石垣に囲まれた坂の上に静かな「ヤツオ」と呼ぶ小さな街があります。ここ八尾といえば「おわら風の盆」が有名で、9月になると全国から観光客が集まります。しかし、ここにも屋台の祭りとして「曳山祭」があります。
町人文化の曳山神事
今から270年ほど前、八幡社の社殿葺替えの際に、氏子たちが花山に人形と役者を乗せて境内で素人芝居を演じ、帰りに各町へ曳き廻ったのが始まりとされています。
曳山祭は、六つの町からそれぞれの御神像(人形)を乗せた屋台が街中を練り歩きます。朝の九時にお払いをした後、お神輿を先頭に出発します。残念ながら今回は見れなかったのですが、夜は提灯をつけます。(写真は主催者HPから流用)
日本の坂100選も曳山の舞台
この坂は、「おわら風の盆」でも踊りの舞台になりますが、今回の曳山でもいい風情を見せています。
スケッチ
ここの屋台の方向転換は、スイッチバックで行います。2-3回押したり、引いたりしながらコーナーを曲がります。
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