いつも素通りで今回、松江市内をゆっくり散策しました。
松江城
松江城天守閣は全国に現存する12天守の一つで山陰では唯一の天守閣です。
この城は、堀尾吉晴が関ケ原の合戦の軍功によりこの地を任され、その後、若狭小浜から京極忠高が、さらに徳川家康の孫にあたる松平直政が信濃松本から城主となり明治維新まで続きました。
この城は、天守閣だけでなく、二の丸、三の丸など関連した建物も残っており、見応えがあります。
木彫り青銅張りの鯱(しゃちほこ)は高さ2mもあり、現存する木造のものでは日本で最大のものです。
城内は、鎧、兜をはじめ様々な品が展示されています。
各所に設けられた袋狭間や石落し、籠城戦用の井戸や蔵などに戦国時代を想像できます。
最上階が遠見櫓で望楼式の実戦本意の質素な造りで、松江の城下と宍道湖が一望でき、天気のよい日は大山も見えます。
周辺散策
城近くには、小泉八雲の居宅があり、銅像も建っています。
武家屋敷後は、蕎麦屋、饅頭屋など昔の建物が沢山残っています。
堀川めぐり
NHKの「だんだん」では三林京子がこの舟の船頭役で出演し有名になり、松江の名物になっています。
乗員は10名程度で、内堀、外堀を一周50分で回ります。船頭さんの生解説、松江小唄を聞きながらゆっくり、のんびりと観光します。
途中、橋をくぐるのですが天井がつかえるため、モーター仕掛けで天井が自動的に降りてきます。そのたびに体制を低くし寝っころがります。
航行する場所には、住民が花を植え目を楽しませてくれます。2枚目は、「振り込めさぎ」では無く「青さぎ」です。
石垣は「ごぼう積み」で、一見粗雑にみえるが、石組みとしては最も頑丈な積み方であるそうです。大阪城や姫路城の立派な石垣を見ている我々には雑にしか見えないですね。
最後の写真は、一間長屋で軽自動車が一台入る間口です。今でも、このような家が見受けられます。
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