紙と竹が織り成す伝統の美
七夕の行事が始まったのは伊達正宗の時代で、笹飾りの竹は小枝を落として物干し竿に使い、小枝は飾りがついたまま川に流して水を浴び、洗い物をしたと伝えられています。明治に入り衰微する一方でしたが、昭和になり七夕飾りが復活し現在の形になりました。
七夕「七つ飾り 」
七夕は吹流しだけが有名になり、これが七夕と勘違いしていませんか。昔から七夕には意味があり、基本「七つ道具」が欠かせないといわれています。
@短冊(学問や書の上達)、A吹流し(繊維や技芸の上達祈願) B折鶴(延命長寿) C紙衣(病みや災いの身代わり) D巾着(富貴を願い節約・貯蓄) E投網(仙台近海の豊漁祈願) F屑篭(七つ飾りの裁ち屑、紙くずを入れた)
こうして七夕をじっくり見てみると、楽しいでしょう。
七夕飾り 8/6〜8/8
今では市内全域に、約3000本の七夕飾りが立ち並び多くの人を魅了しています。しかし、私見ですがここの祭りは、何か足りないですね。ただ見るだけ、通るだけでは、ショー的な楽しみもないし、音による迫力もないし、2〜3時間もあれば十分で留まる祭りでないのが残念です。
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